中古マンション購入&リノベーションで後悔したこと

リノベる

私は都内(23区内)で中古マンションの購入&リノベーションを行いました。

この記事は、中古リノベの後悔についての記事ではありますが、私は中古マンションの購入&リノベーションにとても満足しています。今後のライフスタイルの変化に伴う住み替えが生じた場合でも、新築マンションや新築戸建てではなく、中古マンション+リノベーションがいいなと思っているほどです。

一方で「後悔はなかったか?」と問われるとそんなことはありません。実際には後悔している点はあります。いま記事をご覧になっているあなたや、将来的に住み替えもあるであろう私自身の失敗を減らせるよう、今回は実際に中古マンションを購入し、リノベーションを行った体験に基づいて、後悔している点をまとめました。

中古マンションとリノベーションを検討していて、実際に踏み切ることに不安を抱えている方は、ぜひご覧ください。

中古マンション選びで後悔したこと

管理費・積立費を総合し、少なすぎない月の予算を設定すべきだった点が1つ目の後悔している点です。

言い換えると、もっとお金を出して、もっと条件の良い物件を選ぶ余地があっただろうなと考えているということです。

私は現在妻とふたり暮らしをしていますが、今後こどもができるとした場合を見据えると、残債割れがない形でできるだけ自身の資産を取り崩すことのない形で売却ができることが重要になります。

この点を考えたときに、自分たちが支払う費用が大きくなったとしても資産性が保たれるようなもっと良い条件の物件にしておいたほうが良かっただろうなと思っています。

具体的には、採光・隣の建物との距離・マンション規模の3点です。これらは自身の生活という点では後悔しているわけではありません。もちろん満足しているというわけでもないのですが、様々な条件の中から天秤にかけたときに、あえて優先度を下げた選定軸だったため、期待値よりも下回ったわけではありません。

しかし、売却時にできるだけ残債よりも高い金額で売ることを期待するのであれば、多少金額をあげてでも、もっとわかりやすく人気のある項目はしっかりと抑えておいても良かったのかなと考えている次第です。

また、あるいは、こうした売却時の懸念になるような要素があるとしたら、交渉時にもっと攻めた提案を投げかけても良かったのかなあと思っています。

検討していた当時は、相場よりも価格が低かったこととさらなる値下げの可能性の話があったため、そのまま進めてしまいました。

しかし、大抵の物件は金額を高めに売り出し価格を設定していることを考えると、また、売却時の懸念を懸念として適切に認識できていたとすると、さらにしっかりと交渉を仕掛けることができたなと後悔しています。(欲を出しすぎてもいけないものではありますが、一部の交渉しか行わず、十分な交渉を仕掛けなかったことがもったいなかったなと思っている点です。)

リノベーション部分で後悔したこと

次にリノベーションに関する後悔です。

大きくわけて2点あります。1点目は造作について、2点目は間取りについてです。

私は造作でのリノベは最小限で行っていました。

しかし、後から振り返るともっとガッツリしておけばよかったなと思っています。

私が造作の面で後悔している点は下の2点です。

  1. 小上がり収納を作らなかった点。
  2. ちょっと高い位置にある棚を作らなかった点。

購入した中古マンションが1980年代後半の建物ということもあって、近年の建物よりも天井高がしっかりと取れているという特徴がありました。ですので、空間を活かした収納にもっと焦点をあててみても良かったのかなあという点で少し後悔しています。

どうしても日々の生活でものは増えていってしまう中で、見えない収納・見えても嫌な気持ちにならない収納にもっとお金をかけてもよかったなあと思っています。

次に間取りの点です。

間取りについては下記の2点が後悔している点です。

  1. 収納に特化したスペースをもっと用意しても良かった
  2. もっとオーソドックスな間取りにしても良かった

1点目は造作の話と重複するところもあるのですが収納についてです。

シューズインクローゼットやウォークインクローゼットのような、収納に特化したスペースをもう1つ用意できていたら、そこに多くのものを集約できるため、さらにいまよりもQOLが上がっていただろうなと思っています。(ちなみに、ウォークインクローゼットの収納力については実は高くないという声を目にすることもありますが、荷物が集約されるメリットや目隠しされるメリットなどが大きいなと感じており、次にリノベをすることになったら、ぜひ盛り込みたいなと思っています。)

逆に、キッチンの収納については、棚を数枚用意したりカウンターのような家具を買ったりして、簡易的なパントリー空間を設けたことでとても満足しているので、そういった点からも収納はもっと意識しておけると良かったんだろうなと後悔しています。

2点目はオーソドックスな間取りについてです。

私の購入したマンションは、採光が弱めの物件でした。そのため、うまく光を取り入れられるように(また追加で料金がかからないながらもリノベ感を感じられる設備であるため)室内窓を設置することにしました。

しかし、室内窓を設置するためには、寝室とワークスペースへの導線に手をいれる必要がありあまり一般的ではない間取りとなってしまいました。自分たちが生活する分には問題は全くないのですが、室内窓への満足感がすごい高いわけでもないことから、それであればオーソドックスな間取りにしておいても良かったなという点に後悔しています。次に室内窓を取り入れるときは、より採光の面を意識したうえでやるべきだなという学びがありました。(リノベ会社は室内窓を設置しつつも、もっとオーソドックスな間取りの提案もしてくれていただけに、その点でもちょっと後悔があります。)

でも中古マンションリノベは後悔以上に大満足

これまで後悔したことを書いてきましたが、それでも私は中古マンションリノベで大満足でした。

上にあげたようなもの以外にも、中古マンションの購入やリノベーションの後悔やトラブルは起こり得るのかもしれませんが、幸いにも私は大きな不満や後悔は特にありませんでした。

これは、リノベるで中古マンション購入&リノベーションをまるっと支援してもらったことが背景にあるだろうなと思っています。

なお、リノベる利用時における満足・不満についても、私の実際の体験をもとに作成した記事があるのでぜひご覧ください。この記事とは異なり、リノベ会社に焦点をあてた、中古マンション購入&リノベーションにおける満足・不満について記載しています。

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